2012年10月27日

長寿のポイント

 皆さん、どこかでお聞きになったことがありませんか「ピンピン、コロリ」略してPPK=B 「ピンピンと生きてコロリと死ぬこと」だそうで、この言葉、生まれたのは長野県下伊那郡高森町だそうです。これを広めたのは、医事評論家の水野肇さんの著書「PPKのすすめ」で、出版以来有名になったと医療ジャーナリストの大谷克弥さんが法人会の機関紙に紹介しております。それによりますと、日本の長寿マップは、大きく様変わりしてきたようです。長い間、長寿県日本一は沖縄であったのがここへ来て、長野県に抜かれたというのですが、その長野県の健康、体力づくりのキャッチフレーズがこれ、「PPK」でピンピン生きて、コロリと死ねるような健康管理こそ理想としている。その運動が功を奏してか、今や長寿日本一の県とは興味深い。
 これは或る年令になると誰でも描く、人の世話にならずにコロリと死にたい願望の表われで、もう一つは、苦しまずにポックリというのが最も理想としている理由だが、なかなかそうは行かないのが現実である。老年学の専門家によると、ある日突然ポックリ、というのは、老齢死亡の最大限一割弱だそうです。それにしてもピンピンコロリとはゴロがいい。健康管理も楽しくなる。
 ところで人の生死は自身では決められない、医学が進んで生まれ来る命も自在のようではあるが、これとて自分で自分の命を生み出す訳ではない。ただ死については自分で最も自分らしい終わり方を想像することは出来る。
 それにしても、過日の現職大臣の自殺とか、疑惑の渦中にあった元理事長の後追いのような最後、真相は解らぬまヽでしょうか。いずれにしても自分であれ、他人であれ命を粗末にするに変りはない。この世に命より大切なものがあるのか、に対しこの方々は「ある!」としたのでしょう。しかし、あのPPK運動のような、昨日まで精一杯、一生懸命生きて、人に迷惑かけず、今日コロリの理念とはほど遠い命のあつかいではある。

二〇〇七年五月三十日(第一一二七例会)

posted by まもる at 17:07| Comment(0) | 会長挨拶
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