2006年10月04日

将来の日本

 いよいよ新しい内閣が発足いたしました。「美しい国」日本の再生が、今度の内閣のテーマのようですが、果してどう変わって行くでしょう。
 さて「衣食足りて 礼節を知る」という格言を永い間私達は信じて居ましたが、このところ何か言い得てない気がしてならないと思っている人はたくさんいると思います。人は豊かになるとむしろ礼節をおろそかにするようです。特に長幼の序と云う最も大切にしたい習慣をも、いつの日か忘れ去られてしまっています。トルストイの言う「一切の不幸せは、貧しさや、不足から生ずるのではない。あり余るところから生ずるのだ。」 私はこの言葉の方が共感を覚えます。決して貧乏が良いとは思いませんが、少なくとも、あの物が不足していた頃、人々はお互い助け合って温か味がある暮しをしていました。
 ところで、下世話に言う「乞食を三日やると止められない」という言い方は、今日では、乞食とかはいませんので、「ホームレスは」などと言うのですが、「三日やると止められない」わけではなく、「三日やると抜け出せない」と言った方が正しいようです。で、三日やると人の本性がよく見えてくるそうですからより厭世観に囚われ社会への復帰が出来にくいのです。いずれにしても社会の歪が、こういう人達を多く生み出してしまうのですから、成長した良い社会とはとても言えません。
 果たして、この国の指導者達は、若い人達が希望を持って生きられる美しい国をどのようにして造られるでしょうか。
「大和は国のまほろば たたなづく青垣
  山隠もれる 大和し美わし」(景行天皇御歌)
 いにしえの人びとも称えた美わしの国に今又思いをしながら、我々個人は、そして又、ロータリーはどのように関わったらよいでしょうか。一つの課題でもあります。
 その為にではありませんが、偶然本年度当クラブがホストを勤めます第十五回ライラセミナーは、「将来の日本」というテーマを掲げ地域の青年男女とこの問題について一緒に議論し、青年たちと共に意識を高め合う意義深い事業をクラブ一丸となって今準備を進めています。実施日の来年三月二十四日・二十五日まであと半年です。

posted by まもる at 00:00| Comment(0) | 会長挨拶